pile-up-planner(パイルアッププランナー)では、
3か月に1度、「四半期計画」を行います。
1年を4つの時期に分けて、3か月ごとに行います。
年間計画から、今の状況に合わせて今後の3か月をより具体的に計画していきます。
これを「四半期計画」と呼んでいます。
今回は、「四半期計画」の具体的な行い方や、「四半期計画」を行う事のメリットなどを紹介していきます。
初めての方でも、一緒に行えるように、具体的な手順を紹介しますので、
一緒に四半期計画を行っていきましょう。
「四半期計画」を行う理由
「四半期計画」では、これから先の3か月間を計画する作業になります。
「年間計画を立てたのになぜ、四半期計画がひつようなの?」と感じる方もいるかもしれませんが、
私たちが何か意志を持って行動しようとする時に、1年間という期間は長すぎます。
「年間計画」だけでは少し期間が長すぎて現状にマッチしていない状態になってしまうことがあります。
かといって、「月間計画」だけでは、年間を通して一貫して方向性を持った活動が難しかったりします。
その為、多くの会社や株式市場などなどでも、
1年を4つの期間に分けた3カ月間を「四半期」としてとらえる考え方が採用されています。
同じように、自分の生活にもこの「四半期」の考えを採用して取り入れようというのが「四半期計画」になります。
四半期リフィルの構造
pile-up-planner(パイルアッププランナー)の「四半期リフィル」は、
2枚のリフィルから構成されています。
画像では、各リフィルに①や②などの番号を記入していますが、
解説の便利上付けた数字です。
1番から順番に作成しなければいけないわけではありません。
基本的にはご自身の取り組みやすい番号から記入してみてください。
実際に使用していく中で、理解が深まりますので、1回で完璧に使い方を理解できなくても大丈夫です。
ざっくりとイメージがつかめればOKです。気軽な感じで挑戦してみてください。
1,四半期リフィル左ページ
①年間目標
1年間を通じて達成したい目標を記入します。
年間計画で記入した物を書き写しましょう。
定期的に書きだすことで、無意識に定着させていくことができます。
②四半期目標
3か月間集中して達成したい目標を記入します。
抱負のようにどのように過ごすかを記入します。
また、どのようなことに重点を置くのかなどピックアップしてもいいでしょう。
「体調を管理の一環として睡眠を〇時間にする。」「試験が近いため、対策に集中する。」など
1年の計画時点では見えなかった、現状に即したものを書きましょう。
③役割ごとの目標
「自分」「仕事」「プラーベート」の3つの役割ごとに、目標を記入しましょう。
ポイントは、達成できたかどうかを判断できる具体的な目標を書き出すことです。
そうすることで、振り返りの時点で達成できたか、改善すべき点は何だったかなど得られるものが多くなります
2,月間リフィル右ページ
④四半期の始まりに思うこと
これからの3か月に向けての思いを記入しましょう。
四半期が始まるに向けて、計画を立てているうちに
見通しを持てたような感覚やモチベーションが高まるような気持ちになっているでしょう。
そうした気持ちを、感情のままに書いてください。
文章としておかしくても構いません、
大切なことは、見返した時に”今の前向きな感情”を思い出せることです。
ありのままの気持ちを書き出してみてください。
⑤やりたいこと・達成したいこと
思いつく限りの”やりたいこと”を書いてみましょう。
これからの3か月間でやってみたいことや挑戦したいことを書き出してみましょう。
年間リフィルの中の「年間カレンダー」や「やりたいことリスト」の中から選んでみるのもいいでしょう。
⑥MEMO
自由に記入できるMEMO欄です。
四半期の終わりに振り返りを記入してもいいですし、
気付いたことを書き留めておく場所として使ってもいいでしょう。
個人的にはpile-up-plannerで資産管理も行っているため、
四半期の財政状況などを書き出しながら家庭の資金を管理しています。
「四半期計画」四半期の始まりにやることを一緒にやってみよう
ここからは、実際に「四半期計画」を一緒にやってみましょう。
実際に行うことを次のようにまとめました。
四半期計画のやることリスト
- 「①年間目標」を書き写す
- 「②役割ごとの目標」を決める
- 「④やりたい・達成したいこと」を書きだす
- 「②四半期目標」を決める
- 「③月の始めに思うこと(前向きな言葉かけ)」を記入する
今回は、初めての方に向けて解説するために
1~5までの順番を付けて説明していきますが、必ずしもこの順番である必要はありません。
自分の書きやすい場所から始めてもOKです。
STEP1,「①年間目標」を書き写す
”年間計画”で作成した、「年間リフィル」を見返しましょう。
「年間目標」を確認しながら、書き写します。
1年間は長い期間ですから、変更が必要になるかもしれません。その際は適時修正もOKです。
ただし、もともと未来リフィルなどの、理想の未来像から引いた年間計画のため、
あくまでも自分のゴールを見失わないように気を付けましょう。
STEP2,「③役割ごとの目標」を決める
3つの役割ごとに目標を決めます。
四半期を通して、「自分」「仕事」「プライベート」の役割で
達成したいことを明確にしていきます。
4つまでの目標を書き込めます。
余裕を持って4つの枠を用意しましたが、全てを埋める必要はありません。
大切なのは役割ごとの目標のバランスです。
どれか1つの役割ばかり目標が多くなる場合は要注意です。
目標の数が極端に偏るということは、
無意識的にその役割にバランスが傾いていることを教えてくれています。
あえて、「今はこれを大切にする!」っという場合は問題ありませんが、
そうでない場合は、大きな気づきのチャンスでもあります。
STEP3,「⑤やりたい・達成したいこと」を書きだす
四半期でやりたいこと・達成したいことを書きだします。
年間リフィルの「年間カレンダー」や「やりたいことリスト」などを見ながら
この3か月間でやりたいことや達成したいことを書き出しましょう。
STEP4,「①四半期目標」を決める
「役割ごとの目標」と「やりたい事・達成したい事」を書き出してきました。
それらの中で、特に強調したいものを「四半期目標」としてもいいですし、
どの役割のも分類できないような、総合的な目標をここに書いてもOKです。
イメージしにくければ、「四半期のスローガン」のようなものだと考えてください。
「今月意識したいことはこれなんだ!」っということが分かるものを記入してみましょう。
STEP5、「③四半期の始めに思うこと(前向きな言葉かけ)」を記入する
四半期の見通しが立ち、モチベーションとやる気が高まっている
今の感情を思い出せるように書いてみましょう。
まとめ・製作者より
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「四半期計画」の行い方をイメージしていただくことはできたでしょうか?
まずは、紹介した手順をマネしながら
実際に手を動かしてみてください。記入していくうちに発見や気付きがあるはずです。